お年寄りの楽しみは何(?)


佐藤愛子さんの場合

日本経済新聞の常設欄「加齢社会」では、「老薬は口に苦し」というエッセイを連載しているが、4月5日、作家の佐藤愛子さんは「昔の年寄りはどんな楽しみがあったのだろう?」と疑問を呈する。
そして自問自答の果てに、昔の年寄りは「取りたてて楽しみなど求めていなかった。」とし、それでも「年寄りにも年寄りとしての存在価値があ」り、そんなときが(例えば、年に何回かの祝い事の時の、おばあちゃんの作る牡丹餅の、おいしいあんこを作る時)年寄りの生き甲斐、幸福であったろう、とする。
このように「老いると家族を喜ばせることが自分の喜びになるものである。」が、暖衣飽食の昨今はそういうことがないので旅行・カラオケ・ダンス・習い事・食べ歩きと、外へ楽しみを求めて行っている、と指摘する。
もっとも、佐藤さん自身は「ところで私のように外へ出るのがきらいなばあさんは、新聞を見ては世を憂い、嘆き怒ってい」て、これが楽しみなのかもしれない、と結んでいる。
そうなると我々のようなシニア・ネットワーカーの楽しみは、やはり外へ出たがっていることになるのであろうか(?)
[98/4/6記]


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