
大手濠緑地

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昼の散歩・大手濠緑地 2
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東京消防庁の脇からお濠端に出た。
お濠端といっても、お濠は場所によって色々と名前があるらしい。この辺りは
大手濠といって大手門からほぼ竹橋までの間のお濠りがこれにあたる。東京消防
庁・気象庁の前あたりから竹橋までの間には平川門があるが、それでも平川濠と
はいわない。平川濠は、竹橋を過ぎて東京国立近代美術館の向かい前のあたりの
お濠りのことであり、東京国立近代美術館の真下と竹橋から内堀通りに臨むお濠
りは清水濠と言うようである。
「大手濠」を発音してみると、「おおてぼり」になる。なにかしら「ヨーテボ
リ」という北欧の一つの地名に似ているなあと思い、ちょっとメランコリックな
気分を感じた。
因みに、大手濠から南の日比谷公園よりのお濠りは桔梗濠である。このお濠り
とは反対方向の警視庁前や半蔵門前のお濠りの名前は未だ知らない。そちらの方
に足が向くようになってから勉強してみたい。
さて竹橋方向に歩きだそうとして、突然にこのお濠りの近くに大きな立像があ
ることに気がついた。丁度丸紅商事と竹橋会館に背を向けて日比谷公園に向かっ
て大きな銀杏の樹に囲まれるようにして立っている。
地下鉄東西線の竹橋駅えの入口通路が間近にあるのでなかなか気がつかないの
かもしれないが、近くに寄っていくと「大手濠緑地」とプレートの入った小さな
階段があって、中は小公園のように整備されている。
「こんな大きな像に今まで気がつかないなんて・・・」我ながら呆れてこの像
に近づいた。
大和朝廷につかえる人のように笏を右手にもって束帯を着用し、太刀を腰につ
けている。高さは、台座が2メートル、立像自体は3メートルくらいはある。し
かし、道路側に生えている4、5本の銀杏の木が高いため、すこし離れるとそん
なに大きな感じはしない。そうはいっても、近くに寄ると誠に堂々とした立派な
像である。
聖徳太子にしては一人というのもおかしいと思って近づいたがハッキリとわか
る文字はない。すぐ近くに説明用のボードがあるので近寄ることにした。
平成4年11月25日( 水) のこと

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